おいしくやせる栄養士の料理日記

手間をかけない日々のお料理やダイエットの情報を管理栄養士の目線から発信します

3月3日のひな祭り

昨年人形供養に出そうと思って実家から持ってきたお雛様

今年も頑張って飾りました。そろそろしまわないとなぁ。

 

そして3日にはちらし寿司とはまぐりのお吸い物を作りました。

ちらし寿司、ハマグリの吸い物、卯の花炒め、あんみつ

寿司ご飯に人参、かんぴょう、干しシイタケの煮物を混ぜ、錦糸卵、マグロ、ホタテ、しその葉を飾りました。

卯の花は豆腐のおいしい豆腐屋さんが無料で欲しい人に分けてくれるおからで作りました。

あんみつは天草から作った寒天と大納言小豆から作ったあんこなので最高です。昨年の春ごろに取り寄せた天草もこれで最後になりました。夏の最盛期には売り切れになっているようなので、近いうちにまたたくさん購入しようと思っています。

 

せっかくなのでお雛様の全体像の写真も載せます。

寝殿飾りです。

本当は7段にするのかもしれませんが、段を作るのが大変で・・。

今年のバレイタインは「ベレ・バスク」

先日「グレーテルのかまど」でチョコレートケーキ「ベレ・バスク」を作っているのを見ました。とても美味しそうで、必要な材料も身近にあるもので揃えられるため作りました。

ベレー帽の「チョン」がかわいいでしょ

レシピは「グレーテルのかまど」より

グレーテルのかまどのレシピとの違うところが3つあります。

卵がMサイズ3つで150gでしたが、これは3つ、120gでした。

ラム酒はなかったのでブランディで

クリーム・シャンティ・ショコラの甘味は水あめを使っていましたがキビ砂糖にしました。

 

チョコクリームとクリームシャンテショコラは前日に作りました。

チョコクリームは常温でとの事でしたが、群馬はやはり寒いらしく、台所に置いてあっても固まっていました。そこで仕方がないので、飾りつけをする時には電子レンジで40秒ほど加熱しました。

クリームシャンテショコラは冷蔵庫で一晩寝かす。とあり、次の日にホイップしました。

上の飾りはチョコレートをおろし金で削り、中心はスティック状のアーモンドチョコです。

 

卵のサイズが違ったので厚みが違ってしまい3層に切ったのですが、それぞれ1枚が薄く、食べるとスポンジの味よりチョコレートの味がより強く感じられました。

今度作る時は卵150gにして作ろうと思います。

 

丁度息子も帰ってきていたので、夫と息子にバレンタインのチョコレートを贈ることができてよかったです!!二人ともおいしいと言って食べてくれました。

節分

2月3日は節分でした。ヒイラギに鰯の頭をさして玄関に飾りました。

水引で縛って玄関に

最近は恵方巻がはやっているようですが、恵方巻って関西の習慣だそうですね。

私は昨日まで熱海の温泉につかっていたので、今年の節分は豆まきして鰯を焼くだけにしました。

升に炒り大豆

銚子沖で捕れたマイワシの冷凍

 今年は忘れずに生協で購入しておきました。数年前に忘れた時、3日の夕方になって買いに行ったら中国産の落花生しかありませんでした。主人に買いに行ってもらったせいで毎年このことを言われます。

 この鰯は冷凍ですが、脂がのっていて大きくとてもおいしい鰯でした。最近は冷凍技術が進み、旬の時に捕獲して冷凍するので生よりおいしいですね。野菜なども季節外れの生野菜を食べるより冷凍野菜のほうが栄養価も高いようです。

味噌を仕込む時期になりました。

暖冬と言われていたのが一変し、寒くなりました。いよいよ保存食を作る時期になりました。

今年も味噌を仕込みます。

義母が母親から譲り受けた大きい鍋、それを私が借りています。

大きな鍋に大豆をいれ一晩浸します。その後、ストーブの上に架けてコトコト煮込みます。小指と親指でつぶせるぐらいになるまでおよそ1日かかりました。ストーブの上なので火をつけていたのは台所にいる時間だけ、ほんの数時間だったせいか時間がかかりましたが、たぶん光熱費は暖房代だけです。

大豆2㎏、麹2㎏、塩1㎏

昨年作った味噌もまだたくさん残っています。味噌は合わせにしたほうが美味しくなるというので、信州みそを購入して我が家の味噌とあわせて使ってます。

今年の味噌が出来上がったら、今年作った味噌とと昨年作った味噌をあわせて使おうと思っています。

1月15日は小正月

1月15日は小正月でした。小正月の前に鏡開きが11日にありますが、今年は喪中で鏡餅を飾らなかったのですっかり忘れていました。

 

小豆粥を作るのにちょっと奮発して大納言小豆を購入しました。

 

小豆粥、納豆、いちご、白菜漬けと白菜キムチ、いくら


大納言小豆は風味がよく、口からは鼻にかけて小豆の香りがいっぱいに広がりました。

あまりにおいしいのでやはりお汁粉を作って食べる事にしました。

お汁粉、あんぴん、カキフライ、鶏むね肉のチーズかつ、サツマイモとシイタケのかき揚げ、白菜漬け

大納言小豆のお汁粉はとてもおいしくいただきましたが、せっかくここ数日「粥」で過ごして体重が減ってきていたのに元の木阿弥になっていました。

七草がゆ

お正月から1週間たち、七草がゆを作りました。

おかずはみそこんにゃく、いくら、黒豆、梅干し

1月に入ってから体重が1㎏増えました。今までのマックスです。七草がゆは体重を減らすためにも丁度いい献立です。私はいつも七草セットを購入して作ります。

はこべら、なずな、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)、ごきょう、せり、ほとけのざ

これを書くのにちょっと調べたら、地方によって納豆汁、ぜんざい、菜飯などかなり違いがあるよう。でも無病息災を願って食べると言うことは共通しているようです。

でもこの年になると1日ぐらいお粥を食べても体重計の針は下がってくれません。15日は小正月で小豆粥にしようと思っていますが、しばらく夕飯は七分がゆにして、体重を元に戻そうと思っています。

 

お節料理

今年は喪中なので松飾やお屠蘇はしませんでしたが、お節料理だけは作りました。母がお正月のごちそうが食べられないのは何とも寂しいと言うので30日にはお重で母のところに持ってい行き、お正月は弟家族を迎えるためにごちそうだけは作りました。

30日に実家に持って行ったお料理は

丸い容器には抹茶、柿の羊羹、栗虫羊羹が入っています。

1の重:かまぼこ、田作り、数の子、ぶりの麴漬け、えびのうま煮、なます、栗きんとん

2の重:黒豆、菜の花のサラダ、白菜キムチ、伊達巻、きんぴら、昆布巻き、牛たたき、焼き豚

3の重:吹き寄せ

 

息子が正月は仕事だと言い、28、29日に顔を出したので、肉料理は彼のお腹の中に1/3は入ってしまって、ちょっと少なくなってしまいましたが、孫にはめっぽう弱い母は家はいらないからもっと食べさせればよかったのにと言われました。

 

お正月は

上から左から吹き寄せ重、肉の重(焼き豚、牛たたき、松かさ焼き)

山の重:伊達巻、きんぴら、くりきんとん、黒豆、なます

デザート重:柿、抹茶の羊羹、栗むし羊羹、パウンドケーキ、ロールカステラ

海の重:かまぼこ、数の子、昆布巻き、えびうま煮、ぶりの麹漬け、田作り

 

3歳になる甥っ子はかたまり肉よりひき肉のほうが良いかと思い、鶏ひき肉の松かさ焼きを作りましたが、やはり子どもにはお節料理はあまり受けませんね。

しかしお節料理をはじめとする家庭での行事食はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。地域による多様性、栄養バランスのとれた内容、季節移ろいや健康な生活を営むための祈り(まめまめしく働く、先の見通しが良いように、子孫繁栄)などを表しています。こどもたちに是非伝えていきたいと思っています。小さいうちは食べなくても、大きくなったら理解し受け継いで欲しいですね。

 

このお節料理の他に義妹が持ってきてくれたお刺身

ホンマグロのとろがあります。

6人では食べきれず次の日まで楽しめました。息子がいたらいきよいよくあっという間に食べられてしまっただろうな。