今年は喪中なので松飾やお屠蘇はしませんでしたが、お節料理だけは作りました。母がお正月のごちそうが食べられないのは何とも寂しいと言うので30日にはお重で母のところに持ってい行き、お正月は弟家族を迎えるためにごちそうだけは作りました。
30日に実家に持って行ったお料理は
1の重:かまぼこ、田作り、数の子、ぶりの麴漬け、えびのうま煮、なます、栗きんとん
2の重:黒豆、菜の花のサラダ、白菜キムチ、伊達巻、きんぴら、昆布巻き、牛たたき、焼き豚
3の重:吹き寄せ
息子が正月は仕事だと言い、28、29日に顔を出したので、肉料理は彼のお腹の中に1/3は入ってしまって、ちょっと少なくなってしまいましたが、孫にはめっぽう弱い母は家はいらないからもっと食べさせればよかったのにと言われました。
お正月は
上から左から吹き寄せ重、肉の重(焼き豚、牛たたき、松かさ焼き)
山の重:伊達巻、きんぴら、くりきんとん、黒豆、なます
デザート重:柿、抹茶の羊羹、栗むし羊羹、パウンドケーキ、ロールカステラ
海の重:かまぼこ、数の子、昆布巻き、えびうま煮、ぶりの麹漬け、田作り
3歳になる甥っ子はかたまり肉よりひき肉のほうが良いかと思い、鶏ひき肉の松かさ焼きを作りましたが、やはり子どもにはお節料理はあまり受けませんね。
しかしお節料理をはじめとする家庭での行事食はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。地域による多様性、栄養バランスのとれた内容、季節移ろいや健康な生活を営むための祈り(まめまめしく働く、先の見通しが良いように、子孫繁栄)などを表しています。こどもたちに是非伝えていきたいと思っています。小さいうちは食べなくても、大きくなったら理解し受け継いで欲しいですね。
このお節料理の他に義妹が持ってきてくれたお刺身
6人では食べきれず次の日まで楽しめました。息子がいたらいきよいよくあっという間に食べられてしまっただろうな。