おいしくやせる栄養士の料理日記

手間をかけない日々のお料理やダイエットの情報を管理栄養士の目線から発信します

鏡開き

1月11日は鏡開きだったのでお汁粉を食べました。

今年のお餅は切り餅が3つがビニールでできた鏡モチの中に入っていました。昨年は鏡モチ自体がお餅でしたが。

小豆はいつも一袋分を煮て小分けにして冷凍庫にストックしています。それを必要な分だけ解凍して使いました。1月は行事食が毎週あります。鏡餅の次は小正月ですね。お汁粉は写真を撮らなかったけど小豆粥は忘れずに写真を撮ろうと思います。

七草がゆ

今日は1月7日の七草がゆですね。

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せり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(だいこん)の七草を入れた粥です。暮れから正月にかけてごちそう三昧だった胃を休め、これから1年の無病息災を願って正月から7日目に薬効のある身近な野菜を入れて炊くものです。せり、かぶ、だいこんはスーパーで売っていますが、はこべらは雑草でまだ生えていません。なずな、ごきょう、ほとけのざは・・・?

 でも今はパックで7種類全部入って売っていますね。私は毎年これを1パック購入し、足りないのでだいこん葉やかぶの葉を少し足して作ります

 米 2合 米粒麦0.5合 昆布1㎝ 水6カップ 

これらを土鍋に入れ、沸騰するまで強火で炊きます。(昆布は刻んでそのまま入れておきます)

吹いてきたら弱火にして、だいこん、かぶ、塩小さじ1/3 薄口しょうゆ少々を加えてふたをします。

15~20分経ったら青菜を切ったものを加えて火を止めて蒸らして出来上がり。

米からお粥を炊くととても美味しいですね。

 

 

分量を見てお分かりのとおり、水の量が多いので食べている時にお腹がいっぱいになっても、少し多めに食べていかないとお昼までお腹が持ちません。いつもご飯1膳なら2膳ぐらい食べないと10時ごろにはお腹がすいて仕事や勉強に支障が出るかも。

 

 

 

 

12月29日に準備したおせち料理

おせちの準備について書くことにしました。

27日に豚肉を購入して生姜、ねぎ、みりん、しょうゆに漬け込み、28日に塩だしに時間のかかるカズノコを購入してすぐに塩水につけ、29日に作り始めました。

①黒豆、これは時間がかかるのでまず最初に取り組みます。

保温鍋に黒豆300g、砂糖大さじ4、しょうゆ大さじ4をいれて煮立てたら保温します。

②きんとん:秋に作って冷凍庫に入れておいた栗の甘煮を常温に戻し、サツマイモを2本よく洗って皮を厚くむき、くちなしの実を入れて茹でて柔らかくします。

(皮は揚げてカラメルを作って絡めます。これがまた美味しいです。)

柔らかくなったら裏ごしして、砂糖1/2カップと塩小さじ1/2を加えて練り、2~3分練ったら栗を加えてさらによく練ります。

先日シフォンケーキを作った時に余った生クリームを最後に加えて出来上がり。スイートポテトのように作ることで子どもも喜んで食べてくれますし、ワインにも合うそうです。

③有頭エビは酒と薄口しょうゆ少々いれて5分ほど煮ます。

④もち米を洗い、お餅用の羽に変えたパン焼き機のスイッチを入れる。

 

ここで午前が終わり、ローストビーフ用の牛肉を買いに行きました。

帰ってきて出来上がっていたつきたてのお餅がお昼ご飯。

 

⑤塩だししたカズノコのすじを取って出汁1カップ、薄口しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、に漬け込みます。今年は松前漬けを購入しなかったのでいかと昆布の千切りも一緒に漬け込みます。最初はただのカズノコ松前漬けと2種類作りましたが、作り直したときに、全部一緒になってしまいました。

⑥牛肉に塩、胡椒をすり込んで1時間ほど寝かします。

 フライパンで豚肉、牛肉の表面を焼いてからオーブンで焼きます。焼きあがったら鉄板に酒、しょうゆ、みりんを入れに詰めてたれを作ります。豚肉のたれは生姜を加え、牛肉のたれはワインとケチャップを加えて作りました。

⑦昆布とかんぴょうを水につけ柔らかくします。

 ぶりはお重に詰めやすい大きさに切り、しょうゆとみりんに漬け込みます。余ったぶりとたらを昆布巻きの芯にしてまきます。

昆布はみりん大さじ4、砂糖大さじ4、しょうゆ大さじ4でじっくり煮て、ぶりは3時間ほど漬け込んでから魚焼き機で焼きます。

⑧伊達巻は卵 8個  塩たら 一切れ(70g)  砂糖 カップ1/2、かつお昆布出汁 1カップ、薄口しょうゆ 大さじ1、塩 少々を全部ミキサーにかけ玉子焼き機で焼きます。3本焼けました。

 

以上29日に準備したおせちです。煮合わせは31日に作ります。

    

おめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年もおいしくやせる栄養士日記、なるべくこまめに更新しようと思います。

今年のおせち料理、毎年代わり映えしないけど簡単に1日でできる範囲で作りました。

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お皿にあるのが常陸牛のローストビーフと未明豚の焼き豚ときんぴらごぼう

向かって右が海の物、手前が「かまぼこ、カズノコ、サーモンとまぐろとたこのマリネ」奥が「有頭エビ、昆布巻き、ごまめ、ぶりの照り焼き」

左が山の物、手前が「伊達巻、きんとん、黒豆、菊花かぶときゅうりの酢漬け」奥が煮しめです。

 

受箱だけ大きく映したのが下記の写真です。

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はらんや松葉銀杏の松葉は家の庭にあるものです。

きんぴら、なます、雑煮は義母が作りました。お餅は我が家のパン焼き機で。

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29日に1日がかりで作り、きんとん、有頭エビ、黒豆、カズノコなどは30日に実家に持っていきました。でもカズノコは塩抜きが足りなくて少ししょっぱくなってしまいましたので、仕方がなく1日にもう一度塩抜きし直し付け直しました。

 

きんとんや黒豆はいっぱい余っていてこれからどう消費していくか考えなければ。

 

食べてみたら渋い柿

 我が家に柿の老木が2本あります。亡くなった義父に言わせると甘柿だと言うのです。しかし食べてみると半分以上が渋い。黒っぽくてゴマの入っているのは、甘いのですが、きれいなオレンジ色をしている柿はほぼ渋いです。1つの柿でも、ゴマの入っているところは甘いのですが、入っていないところは渋かったりします。いつも切ってからわかるのですが、渋かったとき全部切ってざるに並べて干しておくと甘くなって美味しくなります。いつもそうしていたのですが、たくさんあるときは、日にちが立つと柿が柔らかくなって渋いのに柔らかく、干すに干せない状況になっていました。で、捨てることに。

 

そんなことはもったいないので、今年は最初から渋柿のようにしてみる事にしました。

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収穫するときに干そうなんて思っていなかったのでヘタがほとんどありません。

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そこで串にさして、こんな感じにしてベランダへ干しました。

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2~3日経つとちょっと黒っぽくなって甘くなりました。これで安心して食べられます。

どれも渋みはなく、甘みが強くなっていました。これを無糖のヨーグルトに混ぜていただけば、はちみつやジャムなどの甘味の追加はいりません。

ゆずが豊作でした。

我が家の柚子は老木のせいか5~6年に1回ぐらいしか実がなりません。しかも我が家におめでたいことがあった時に実ります。

 

私たちが結婚した時、義父が「最近実がならなくて切ってしまおうと思っていたら今年は豊作だ。」と言っていました。その後数年実がならなかったのですが、子どもが生まれた年も、主人の弟が結婚した年も豊作でした。

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今年は何が・・・。子どもの就職?小さいころからの夢をかなえたから?

 

まあ無駄にしないようにしましょう。

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何回かに分けて収穫したので、実際はこの倍以上あります。

きれいなのはいろいろお裾分け、それでもまだたくさんあったので、ポン酢、ゆずジュース、ジャムを作りました。

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レモン絞りで絞って、ゆず汁2に対して酢1、薄口しょうゆ0.5、を加え人に立ちさせ冷めてから冷蔵庫へ。・・これポン酢

 

砂糖カップ1、水カップ1を火にかけ砂糖が解けたらゆず汁カップ1を加えてゆずジュースに・・ジュースは瓶にゆずの輪切りと砂糖を交互に重ねてしばらく漬け込む方法もしてみました。こちらはまだ飲んでいませんが、どちらが美味しいでしょうか。

 

500gゆず皮を300gの砂糖で煮てジャムに

 

残った分は全部、ゆず汁にして冷凍庫へ。皮も薄くむくようにしてラップに包んで冷凍庫へ。

搾りかすは乾かしてとっておき、お風呂に入れて、ゆず湯にしようとしましたが、天気が悪くなるとカビが生えてきてしまい、冷凍庫にも入れてみましたが、冷凍庫がいっぱいで邪魔になり、たくさんありすぎて、結局捨てました。

でも、ゆず汁はたっぷりあるのでしばらくは楽しめそうです。

 

自家製たくあん漬け

 私の父方の叔母は、東京のお漬物屋さんに嫁ぎました。毎年暮れになるとそこのお漬物や煮豆などが届いていましたが、たまに売り物ではない自家用のたくあんが入っていることがありました。そのたくあんの美味しいこと。売り物のたくあんも入っていたけど自家用の方が素朴で美味しいのです。

 

 私が山の中の老人ホームで仕事をしていた時、購入したたくあんを利用者様に提供していましたが、ある時調理主任が「なんか美味しくないよね。私が漬けるから、タルと材料を買ってちょうだい!!」と言い出し、彼女がたくあんを付けることになりました。そのたくあんの美味しい事!叔父が自家用に作ったたくあんと同じ味でした。もちろん利用者様にも大好評でした。

 

現在JAやスーパーでたくあんを購入してもあの味と同じ物には出会えません。自分で作るにしても大きな樽で何本もつけるのはとっても無理。でも何とかできないか考えた末、近いものが作れるようになりました。

 

まず、大根を1/4に切って干し、軽く曲がるくらいになったらぬか床に漬けます。

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1~2日ぐらい漬けたら、切って、塩こうじと蜂蜜を入れて重しをのせます。

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こんな感じになったら出来上がり。あの素朴なたくあんの味です。

大きな樽でつけなくても今あるぬか床で作れるなんてラッキーでした。